勉強の量と質って何。

勉強について

こんにちは。こんばんは。学習塾Study atの塾長です。

今回は、ほとんどの方が気になる、「勉強の量と質」についてお話しします。
勉強って量か質かどちらが大事なのか?という議論は昔からされています。
しかし、結論はでていません。当塾としても正直結論はだせません。
勉強には量も質もどちらも大事だからです。

では、もう少し詳しく見ていきましょう。

勉強の量というと
・問題を解く回数
学校で学習した内容を再度復習することで脳に定着します。その定着するまで、何度も問題演習を積めるかが重要です。多くの方は、1~2回の演習量で終わります。
私が指導していた生徒さんに毎回90点以上をとってくる生徒さんがいました。その子に聞いたことがあります。何回くらいこのワークを解いたの?とそしたら、問題によっては10回と答えました。毎回90点以上とれることに納得しました。そして、どれくらいの時間勉強しているの?と聞くとうまく答えることはできませんでした。おそらく、勉強時間を考えてなく、とにかく自分が解けるまで繰り返し、解けたら勉強を終わるようにしているのではと思います。

・勉強時間
学校から帰宅し、夕食、風呂の時間などを考慮して、平日だと4~5時間くらいの勉強時間が取れます。
1週間で1時間の勉強量の人と1週間で10時間の勉強量の人では成績に差が出てくるのは当然だと感じませんか。もっとも、成績をあげることに直結するのが勉強時間でしょう。学校の宿題など20~30分で終わらせて、あとは何もしてない状況では学力は上がりません。

などを示すことが多いです。

勉強の質はというと
・問題自体の内容
すでに自分自身で解ける問題を解いても学力はあがりません。そのため、自分自身が解けない問題に絞って解くことで質は上がります。中学3年生の方がすでに解ける足し算の問題を解いても学力は一切上がらないということです。できない問題に絞り、演習をすることで、一切の無駄を省くことができます。

・集中力
集中力が永遠に持つ人はいません。集中力が低くなると、目の前以外のことに気が散ります。物音に反応したり、スマホが気になったり。テスト中など集中力が高いときに、目の前のテストに書かれている問題以外のことを気にしないですよね。
長時間勉強する際は、定期的に休憩をはさみ集中力を回復させることで、長時間休憩無しで勉強している方より高い集中力を保ち理解力の向上に繋がります。理解力が高くなれば、その分問題を解き進めていくスピードが速くなります。その結果、短時間でも多くの問題の演習ができます。

などを示します。

成績を上げるためには、勉強の量と質を大事にしなければいけません。

ですが、大事といわれてもいきなり勉強時間を増やしたり、集中力を上げたりすることは難しいです。

私自身が生徒さんを指導してきて、感じていることをお話しします。

成績がいい人と良くない人で勉強時間の差はあります。勉強時間に差があるということは、問題を解く回数にも差があります。更に細かく分けると、偏差値50未満(平均点未満)の方は、量が足りてない傾向があります。

量が足りてない生徒さんに限って、質が悪いのかな、と考えている傾向もあります。量を十分こなして初めて、その上の段階として質を求めるべきだと私たちは考えています。

例えば、1日に1時間勉強する人と、1日に3時間勉強する人がいるとします。どちらも、同じ頭脳の持ち主であれば、1時間勉強する人は3時間勉強する人に追いつくことは絶対できません。しかし、同じ頭脳の持ち主のため質の面も同じです。であれば、勉強時間を増やすことで学力を上げることに繋がるのは目に見えてわかります。スポーツなどでも同じことが言えます。まずは、十分な時間、勉強しましょう。

時間を限りある分全部使って、成績を上げることができて、さならに成績を上げたいけど、時間的にはもう増やせないとなったら、質を求めることをするべきです。

なぜなら、これ以上勉強時間を増やせないからです。今までは、勉強時間を増やしていったら、成績が上がった。しかし、さらに成績を上げなければいけないタイミングが来た時にこれ以上は勉強時間が増やせないので、それ以外を変える必要があります。それが、質です。

今まで平日頑張って4~5時間勉強量を確保してきた。しかし、もっと成績を上げたいと思い始めた。けど、もう時間はどうやっても増やせない。その時に、中身の質を変えていく必要があるんです。例えば、集中力などです。4~5時間の間、一度も休憩せずに勉強していたとします。しかし、後半は集中力が持たずにだらだらと勉強している状況であれば、1時間ごとに休憩をとり、ずっと高い集中力を保つことで、4~5時間の質が向上します。

最初の1~2時間は100%の集中力を保ち問題を解いてたけど、残りの後半の2時間は30%の集中力で問題を解いていた。これを、1時間に1度休憩をとり、集中力を100%近くまで回復させて勉強した方が圧倒的に質が良くなると思いませんか?

集中力は人は永遠に続くものではありません。大人でも90分くらいしか集中力って持たないです。学校の授業が50分くらいで区切られているのも、生徒さんの集中力を回復させるためです。

おすすめのサイクルがポモドーロテクニックです。
ポモドーロ:25分間の作業セッションに5分間の休憩をはさんだ時間管理
有名な時間サイクルです。この方法を使いメリハリを付けて集中と休憩を繰り返しましょう。その結果、今までより圧倒的に高い質を実現できます。もちろん、一度だけで終わりではなく、確保できる勉強時間の中で最大を目指しましょう。

最初から質ばかり求めてる生徒さんは、勉強時間も少なく、演習量も少ないです。そして、それ以上の量を努力することをしません。そのため、いつまでも成績が上がらない状態が続きます。ではさらに、質を良くしていくことを考えますか?それは現実的ではありません。

厳しいことをいうかもしれませんが、成績が上がってない状態で質を求めても、その質自体も本当にいいものなのかも怪しいです。現状、その質はあなたより成績が高い人が保っている質と同等のレベルだと思いますか?成績を見れば一目瞭然ですね。ぜんぜん質のレベルは足りていません。これを、成績が上の人の質を自分でも実現できると思いますか?おそらく、難しいです。

質というのは、その時のあなたの学力レベルに左右されます。現状、平均点未満の方はまずは、量を気にしてください。

当塾のアプローチとしては、勉強時間を増やしてほしいので、自習室を利用しに来てくださいと強くお願いしています。特に、学校の授業がある日は毎日自習室を利用しに来てほしいです。しかし、毎日が難しい場合は、塾に通う日は少し早く来て自習室を利用する、もしくは塾の授業が終わった後に1時間自習室を利用するなどを推奨しています。

塾に通うだけでは、勉強時間は過去の自分より週で1時間~2時間くらい伸びただけになります。月で考えたら、4~8時間です。一見、勉強時間は増えたように感じますが、成績は上がらないです。復習のスパンが長すぎるからです。一度学習しても、次に復習するまでの期間が長くなると忘れてしまいます。忘れるということは、一度学習する日の前の自分と同じということです。それを、毎週毎週繰り返しても、学力はあがりません。そのため、日々の継続的な復習、いわゆる勉強時間を確保しなければいけません。