定期テストと模試は何が違う!?本当の学力とは…

勉強について

今回は定期テストと模試の違い、また受験を考えたときの自分の学力を正確に知りたいときの目安についてお話しさせていただきます。

中学生は学校で定期的にテストが実施されます。大きく分けて、2種類のテストがあります。1つ目は定期テストで、2つ目は模試です。このようなことを考えたり、思ったことありませんか?

「どちらの方が大切なの?」と。

定期テストと模試には色々な違いがあります。その点を踏まえて、どちらの方が大切なのかもお伝えできればと思います。

 

結論から申します。

どちらの方が大切なのか?
→何を目的にするかで大切さは変わります。
定期テスト:通知表評価の向上、基礎知識の確認、勉強計画を立てる訓練など
模試:受験に必要な学力の指標、勉強習慣付けなど

定期テストと模試の違いに関して

1.テスト範囲
定期テストと模試のテスト範囲は全く違います。定期テストは範囲が区切られていますが、模試は今まで学習してきた範囲全てとなります。

2.テスト週間の有無
定期テストには1週間前からテスト週間が設けられます。その期間は部活も休みとなります。これに比べて、模試はテスト週間というものを設けられません。そのため、テスト週間が設けられる定期テストの方が勉強計画を立てやすく、実行しやすいです。また、テスト週間が設けられていない模試は日々の勉強が重要になってきます。

3.求められる内容
定期テストはある範囲の中での基礎内容が求められます。模試は今まで学習してきた内容を全て含み、さらに標準内容が求められます。

4.通知表評価に加味されるかどうか
定期テストは通知表評価の対象となりますが、模試は対象外になってる学校が多いです。

このような違いがあります。

それでは、これらの違いをもう少し詳しく見ていこうと思います。

テスト範囲が決められている定期テストは勉強がしやすいです。だからこそ、いい点数も狙いやすいです。それに比べ、模試は全範囲のため学年が上がれば上がるほど、範囲は膨大となり、勉強がしにくくなり(もしくはしなくなり)、いい点数をとることが難しくなります。

そのため、定期テストで80点以上を取れている生徒さんは多いですが、模試となると激減します。定期テストでは80点以上の方は学年で3割ほどいますが、模試で80点以上を取れている子は0.5割をきると思います。学年に100人いたら定期テストは30人くらいは80点以上取れていますが、模試は5人程しか80点以上を取れていないという状況です。

やはりこれは、テスト範囲が広いことが一つの要因だと思います。定期テストの範囲ですと、1週間のテスト週間できちんと勉強することで80点以上はとれます。しかし、模試はそうとはいきません。模試日の1週間前から勉強しても、時間が足りず、中途半端になります。そのため、定期テストのように80点以上をとることは難しく、もう少し点数を下げてしまいます。

また、問題のレベルも高くなることも定期テストと模試の点数差に繋がっています。定期テストは基礎的内容を重視して作成されますが、模試は標準内容が重視されます。定期テストは6割基礎、3割標準、1割応用といった感じで問題構成がされています。模試は、3割基礎、5割標準、2割応用といった感じです。このため、定期テスト並みの知識で模試に挑むと、点数を落としてしまうことが多いです。

よく聞くのが、「定期テストはいい点数を取れるのに、模試では全然取れない」です。その理由は、今まで述べてきた、テスト範囲や問題レベルが違うからです。定期テストに挑むときの知識、学力で模試に挑んでも通用しないのです。

そして、高校受験、大学受験を考えたときの、学力の指標は模試の結果で判断します。理由は、模試で求められる知識、学力と受験で求められる知識、学力が同じだからです。模試は、受験の練習テストなんです。そのため、高校受験、大学受験でより高いところを目指す場合は、模試を大事にしましょう。

自分の学力ってどれくらいなんだろうと考えたとき、模試の学力で判断しましょう。定期テストはテスト週間の頑張りで大きく変わってきます。しかし、模試の学力はなかなか変化しません。なにも、頑張らなければ、おそらく学力は下がっていきます。では、何を頑張ればいいのか?

それは、日々の勉強習慣です。模試の範囲は今まで学習してきた内容全てです。そのため、一時だけ勉強しても、その後勉強しなかった場合、忘れていきます。定期テストのテスト週間は定期テストに向けて勉強はしてるけどそれ以外の日は宿題をやるくらいであまり勉強してない状況だと、「定期テストはいい点数を取れるのに、模試では全然取れない」という状況になります。それは、テスト週間で身についた知識も、日が立つごとに知識がどんどん忘れていっているからです。これを、改善できるのが、日々の勉強習慣です。模試に向けて、日々の勉強内容を決めて、毎日毎日勉強する。この勉強習慣が模試の成績を上げるためには必須です。

ここまで読んでると、模試の方が大切だと感じてきますよね。けど、定期テストも模試と同じくらい大切です。定期テストで身に着けた基礎知識が根本にあるからこそ、模試のための勉強週間の内容の質があがるからです。模試はどちらかというと、標準レベルの問題が多いです。だからといって、基礎知識が必要ないということはありません。標準レベルの問題を解けるようになるためには、基礎知識が根本にあるからです。基礎を飛ばして、標準をできるようになるわけがありません。

また、テスト週間で定期テストでいい点数をとるために勉強を頑張るという、ある一定期間に目的を持って勉強することをしているからこそ、勉強計画を立てたりすることの重要性が分かります。これが分かってるからこそ、日々の勉強習慣も勉強計画をきちんと立てるようになります。その結果、日々の勉強内容の質の向上に繋がります。何も計画を立てずに、その時その時に考えたことを行っている子よりはるかに効率的でかつ質がいいです。

このように、定期テストは模試のためにあるといっても過言ではありません。そして、受験のために模試があります。定期テストが模試のため、模試が受験のためといったように、定期テストは最終的には受験のためになります。定期テストは、基礎的内容を身に着けるタイミングであり、かつ勉強計画を立てる訓練になります。これが、模試のためになり、学力が向上していく流れになります。

そのため、定期テストと模試はどちらが大切かと聞かれたとき、どちらも大切だと毎回言ってます。

どちらが、といったように優劣を付けるべきではなく、どちらも学力向上のためには必須ですよと毎回言わせてもらっています。

今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございます。